Compositor: Jiro Yanase
にじゅうねんかんのふさいを
たんくろーりーがふみつぶしていくのがいい
それはあかるくてせつない
やっとの思い出のりこんだれっしゃが
みすみすやみにとりつかれて
きみのかおがきびしくなる
まどいっぱいにはりついたちちのむなしさに
めをうばわれたひとびとが
ひとつのゆうひにやききられるよ
あかいらいとをおいかけてはいけないよ
いまきみのねがいがわかっても
それをかなえてやれないよ
はげてしまったはたのむこう
ふるいきのかげ
にんぎょとめがあう
そのにんぎょはひざまずいて
だいがくせいのせわをしている
ねつをおびたぴしのように
つよいかぜにおもいをのせて
このにじゅうねんはいそがしい
やすみなくさけをのむひとたちは
むすめのしゃしんをほこらしくにぎる
じゅんばんをまつれっしゃがかいすいにはばまれて
あしもとにわれたかいがらをみつけた
そらいっぱいにはりついたきみのむなしさが
よななよるゆびをはしらせていることしるけど
あかいらいとをおいかけてはいけないよ
いまきみがみつめているのは
それはぼくではないんだよ
まけてしまったぼくはいこう
ふるいびるのごかい
にんぎょとまちあわせ
そのにんぎょはねころんで
すきなおとのはなしをしている
つづくせんろのうえでは
あついきすにおもいをのせて
ねえあおいあとどれくらい
おまえのそばにいられる
ねえあおいむなしひほどに
こんなにも美しかったんだな
すたじあむのねっきょうがいまわたしのむねに
きみもなにかにきづくなみだがほら
せんびしてつかまえたあおいいはのおげに
おいらものせておもいをのせて
I love you
I need you
ぼくらにはまだはやすぎただけなのに
I love you
I need you
このきもちはまだそっとしまっておきたい